平成26年3月1日 にいがた思春期研究会研修会
「性同一性障害の生き方」
(高橋佳生からのメッセージ)
平成26年3月1日(土)に新潟県新潟市中央区にある青陵学園大学にて、
講演会をさせていただきました。対象者は、保健師、助産師、養護教諭の方々約60人。
現に私の生きてきたことと同じことで、悩むお子さんは多く、それに対処しきれない方たちも多いようです。私が話した内容が、今後のLGBTの理解が繋がることそして、そのことでそれぞれ子どもたちが夢をもってほしい、希望を感じてほしい。
私の変わった生き方は、決して参考には、ならないけど。
そういう希望や、夢や生き方ができるというひとつの選択肢の拡大の力になれたらな。
土曜のお休みの時間をさいていらしてくださった方たち。そして、こういう場所を提供、主催してくださいました方々、本当にありがとうございました。
こんな質問がありました。
Q. タイで手術なさる前に、どういったところで相談されましたか?
A.精神科に行きますとカウンセリングをまず受けまして、 そして色んな体の検査をしました。染色体や血液検査、心電図、子宮検査など。そして今まで自分の生きてきた中で感じてきた悩みなどを医師に話しました。そこでお医者さんが判断して、性同一性障害として認められることができます。
Q.過去の自分が女性だった時の思いで、良い思い出はありましたか?
A.人として楽しい思い出はたくさんありましたが、自分が女性として幸せと感じたことは正直なかったですね。ただ、生んでくれた母親にはとても感謝していますし、自分がこの道を歩んでいくことが悪いことだとは思っていません。一つ言えることは、こうやってみなさんにこういった性同一性障害について語らせてもらえる場を設けていただたり、LGBTの活動を通しての人との出会いがあったりして、自分の人生は幸せなんだなと感じております。
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